内定者向け社会人基礎力研修のご案内
CSAJ人材育成委員会では、この数年経済産業省が提唱している「社会人基礎力」に着目してまいりました。
「社会人基礎力」とは、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として経済産業省が提唱したもので、「前に踏み出す力(アクション)、考え抜く力(シンキング)、チームで働く力(チームワーク)」の3つの能力(12の能力要素)から構成されています。
このたび、学生から社会人への第一歩を踏み出す際に求められる「社会人基礎力」を内定者に習得してもらうため、演習を中心としたカリキュラム構成の研修講座を企画いたしました。
本講座を受講することによって、内定者が社会人としてあるべき姿にステップアップでき、入社後のOJTなどの社内教育の一部削減につながるものと考えています。また、集合研修を受講することにより、他社の内定者との交流も図ることができ、コミュニケーション力強化に結び付くものと思われます。
是非この「内定者向け 社会人基礎力研修」を、4月の入社までのフォローアップの一環としてご利用ください。
社会人基礎力研修とは?
日程 | 社会人基礎力講座2017年3月7日(火)・8日(水) ワークショップ/レビュー2017年7月下旬 |
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価格 | 一般価格 54,000円/名(税込、テキスト・社会人基礎力診断料込) CSAJ会員価格 48,600円/名(税込) |
定員 | 30名(最低催行人数12名) ※最低催行人数に満たない場合は開設されない場合がございます。 |
場所 | CSAJ会議室東京都港区赤坂1-3-6 赤坂グレースビル3F |
研修の目的
- 内定者の社会人基礎力の現状(As Is)を把握し、あるべき姿(To Be)とのギャップを対象者および人材育成担当者双方が把握する。
- 内定者は、あるべき姿へのステップアップを行うための情報を収集し、同時に自発的にステップアップへの努力を自覚すること。
研修の目標
- 社会人基礎力の意義や内容を具体的に定義することができる。
- それぞれの社会人基礎力の能力要素をどのような場面でどのように発揮すればいいのかを認識することができる。
- 社会人基礎力を実際の社会生活の中で発揮することができる。
期待される効果
- 仕事に対して積極的に取り組むための方法を考えられるようになる。
- 社会人としての考え方・立ち振る舞いを理解し、行動に移すことができるようになる。
研修の流れ
講座のポイント
社会人基礎力測定の実施
- 12の社会人基礎力の設問に対して4つの選択肢には重み付けがされており、最良の選択肢を選んだ場合には4ポイント、良好の選択肢の場合には3ポイント、良の選択肢の場合は2ポイント、悪くないの場合は1ポイントとして計算し、全体の獲得ポイントとしている。その結果をレーダーチャートで表記して、どの要素が強い・弱いかを測定している。
- 測定結果について、コンサルタントが個々に、今後の社会人基礎力の育成についてコメントしている。
SBL(Story Based Learning)の活用
- 教育手法の原型はPBL(Project Based Learning)で、物語( Story )の進行に応じて、主人公(アバター)が直面するシーンで、どのような行動をすればよいかを自ら考える。グループディスカッションやワークショップを通し、自ら考える習慣をつけ、行動を促し、能力向上につなげる学習方法。アメリカの企業研修では広く取り入れられている。
アクションプランの作成
- 最終日に社会人基礎力について対象者が今後伸ばしたい能力要素を選定し、そのためのアクションプランを考える。アクションプランは人事担当者と共有し、入社後のOJTにて活用し、社会人としての意識付けを図るだけではなく、その継続性や自発性を重視する。
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お問い合わせ
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 小林
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