レポート:Microsoft における生成 AI
その活用の最前線と可能性

2024年3月6日

主催:技術委員会

生成AIはどのように活用できるのか。
すでに個人でいろいろ試している方は多いと思いますが、企業内利用する際に、どういった活用方法があるのか、悩んでいる企業も多いかとお思います。

今回は、7月に開催した「AI 新時代の「かけはし」となるマイクロソフトの取り組み」セミナーの続編として、生成AIをより具体的に活用する方法について、技術的な側面から、生成 AI の開発パターン、先進的活用例としての具体的なプロンプトなどについて、日本マイクロソフト株式会社様より、ご紹介いただいただきました。

はじめに、伊藤様からはMicrosoft Copilotの活用事例として、自社の経営層がどのようなシーンで活用しているかという事例から、Microsoftにおける考え方など、お話いただきました。

続く松崎様からは、生成AIで実行可能なタスク、プロンプトの事例、few-shot・zero-shot学習など技術に踏み込んだ事例をご紹介いただきました。

聴講者からは、「実例やプロンプト例を交えての説明だったため効果が分かりやすかった。」、「AIの裏側を知れたのが良かった、MSのAI関連サービスの知見が増えた」など大変好評の声をいただきました。

概要

日  時 2024年02月29日(木) 15:00~16:30
会  場 SAJセミナールーム+オンライン
対  象 SAJ会員限定(技術職向け)
参  加 72社154名

プログラム

時間 内容
15:00~15:05 事前説明(受講留意点等)
小瀬 充 技術委員長挨拶
15:03~16:30

Microsoft における生成 AI - その活用の最前線と可能性

冒頭で MicrosoftのAI戦略と生成 AI に関する最新情報について紹介した後、生成 AI 適用のトレンドを理解していただくため、多くの企業で取り入れられている 生成 AI の開発パターンや、より先進的な活用例のいくつかを具体的なプロンプトなどと共にご紹介いただきました。

講師略歴

伊藤 信博(日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 パートナー事業本部 パートナー技術統括本部 統括本部長)

1993年 明治学院大学国際学部卒業、同年 日本NCR株式会社入社。航空や通信業界向けデータウェアハウス提案の営業活動を経て、1999年 日本マイクロソフト株式会社へ転職。
日本、韓国、アメリカ、シンガポールを拠点として、マーケティング、営業、技術啓発チームを18年間リード。アジアにおけるAIやIoT等の最先端技術を活用したDXプロジェクト経験をもとに、2018年より、飲食サービスおよびホスピタリティ事業を展開する日本企業のChief Digital Officerとして、DXをリード。2022年5月より、現職。

松崎 剛(日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部 パートナー技術統括本部 パートナーソリューションアーキテクト)

1994 年、大手電機メーカーの情報システム部門に入社し、以後、子会社で当時のマイクロソフト分散コンポーネント技術である COM を使った製品開発などを実施し、CORBA 等の分散処理技術に関する研究会での活動や書籍翻訳などを実施。2002 年にコンサルティング会社に入社し、パッケージ導入のテクノロジー支援に従事した後、2005 年に日本マイクソフトに入社し、オフィス製品の開発技術やアイデンティティ基盤を使った開発技術のエバンジェリストを経て、現在、AI 関連のパートナー向けの技術支援をおこなう。

講演の様子

小瀬委員長による挨拶
伊藤様による講演の様子
松崎様による講演の様子
会場の様子

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