【福岡開催】DXを推進するための周囲の巻き込み方法とは?
終了報告

2023年12月7日

地域デジタル推進委員会 九州地区 主催

 地域デジタル推進委員会では、SAJの活動を全国へ広げるため、地域担当理事制を導入し、各地域の経済産業局とのパイプ作りや自治体との協業を模索するとともに、セミナーや各地域での交流会を企画しています。
 今回は、九州地区担当理事である㈱ヴァル研究所菊池宗史様の企画により、「DXの実践」をテーマに、実際に「DXは何から着手したらよいのかわからない」という声にお答えするため、コミュニケーションビルディングや周囲のメンバーの巻き込み方などをヌーラボ株式会社様、トヨタ自動車九州株式会社様、佐賀県武雄市様にご講演いただきました。
 当日は、57社76名の皆様にご参加・ご聴講頂きました。

九州各地また遠方より、現地へご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
 

概要

日時 令和5年11月30日(木) セミナー15:00~17:00
           懇親会17:10~19:00
会場 Garraway F( 福岡市中央区天神2-10-3 VIORO7F) /オンライン
参加者 57社76名(現地参加:31社45名、オンライン26社31名)

開会挨拶

地域デジタル推進委員会九州地区担当理事の菊池宗史氏(株式会社ヴァル研究所 代表取締役)より、今回のセミナーを開催したいきさつとして、SAJのノウハウを活用して、地域主体のデジタルを推進していくことを目的に、1社ではできないことを「集団」化して実現していきましょう、とご挨拶されました。


「エクセル管理からの脱却!DX時代におけるチームのプロジェクト・タスク管理とは?」

株式会社ヌーラボ コミュニケーション部 部長 坂本 生民 氏
  業務の効率化や生産性向上を目指す中で、情報の一元化が大きな課題です。メールやExcelでは情報が分散しやすく、最新の情報を見つけることが難しい場合があります。コミュニケーションを一元化することで、情報の透明性が向上し、チーム全体が効率的に連携できるようになります。株式会社ヌーラボは、「Backlog」というプロジェクト管理・タスク管理ツール開発・運営しており、実際に「Backlog」を使用している企業様の改善事例などを共有いただきました。

「トヨタ九州らしく取組むオープンイノベーション活動について」

トヨタ自動車九州株式会社 次世代事業室・GarrawayFビジネスプロデューサー 植野 直亮 氏

2018年に豊田会長(トヨタ自動車)から「車を作る会社から変わる」ということを受けて、グループ一体となって、未来にチャレンジする組織ということで次世代事業室が誕生しました。1社ではできないことを色々な方とパートナーとなって、仲間づくりすることが大事だと日々感じています。
自分たちが何をやるべきかを振り返ったときに「トヨタらしさを取り戻す」こと。作るものが変わったとしても、幸せを量産することをフィロソフィーとしているとし、働く人や地域の人が喜ぶことを前提に、自身が課題だと感じることは、地域でも課題であるとして、トヨタ九州の地域での取り組みについて、お話頂きました。

「武雄市のDX化の取組について」~地域課題の解決へ向けて~

佐賀県武雄市 企画部 デジタル政策課・係長 松尾 善隆 氏

西九州のハブ都市の実現として、ict教育の推進・災害に強いまちづくりといった重点施策について説明頂きました。教育面では、全国に先駆けて平成22年からiPadの導入や新しい学習方法を確立するなど新しい取り組みにも積極的におこなっています。災害対策として、市内全域の防災アプリの活用や市役所窓口のオンライン化など市民サービスにも力を入れています。課題となるデジタルディバイドについても、民間企業を挟んで対策を行ったりと、各事業に精力的に取り組んでいると、ご説明頂きました。

総括

地域デジタル推進委員会委員長 豊田 崇克氏(ネクストウェア㈱代表取締役社長)

懇親会乾杯挨拶

地域デジタル推進委員会副委員長 富田 祐子氏(センターフィールド株式会社 代表取締役)
懇親会の様子
懇親会の様子
懇親会最後までいらっしゃった皆様で記念撮影!

お問い合わせ

一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)
事務局 中野・横井  E-mail:gyoumu1@saj.or.jp

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