10月は年次有給休暇取得促進期間です。

2017年8月9日

省庁・団体名

厚生労働省

内容

 年次有給休暇の取得率は平成27年で48.7%に留まっており、経年的にみても5割を下回る水準で推移しています。また、週労働時間60時間以上の雇用者の割合は7.7%(平成28年)と依然として1割弱と高い状態にある等、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現のためには、より一層積極的な施策の展開が求められています。
 年次有給休暇の取得促進については、「ニッポン一億総活躍プラン」(平成28年6月2目閣議決定)において「企業における労使一体での年次有給休暇の取得向上」が掲げられるとともに、「経済財政運営と改革の基本方針2017」(平成29年6月9日閣議決定)や「未来投資戦略2017-Society5.0の実現に向けた改革-」(平成29年6月9日閣議決定)において、「来年度から地域ごとに『キッズウィーク』を新たに設定し、分散化された学校休業日に合わせた有給休暇取得の促進を図る」ことが掲げられ、年次有給休暇の取得を一層促進する取組が求められているところです。
 このため、厚生労働省では、時季を捉え年次有給休暇を取得しやすい環境整備を促進することとしており、本年の夏季の取組に続き、来年(度)の事業計画策定前や年次有給休暇の計画的付与制度について労使で話し合いを始める前の時期である10月を「年次有給休暇取得促進期間」として、ポスター、リーフレット、専用WEBページ等を活用した広報、全国主要駅(940か所)へのボスター掲示等、労使に対する働きかけを行うこととしております。皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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