第119回アライアンスビジネス交流会 終了報告

2016年9月9日

 平成28年9月6日(火)、CSAJ交流委員会主催「第119回アライアンスビジネス交流会」が、トスラブ山王会議室で開催されました。(参加36社51名)

 今回は公益財団法人しまね産業振興財団との合同開催で実施。冒頭の特別講演では、青山雄一氏(ミラクル・リナックス株式会社 マーケティング本部 プロダクトマーケティング部 本部長)より「ミラクル・リナックス 松江ラボ開設の経緯と課題 ~ 海外拠点との違いやラボでの働き方をご紹介 ~」と題し、海外拠点との違いやラボでの働き方などについてご講演いただきました。

 その後自社製品・サービスについて、4社がプレゼンテーションを行いました。第2部の懇親会では、プレゼン企業、参加企業によるビジネスマッチングのための積極的な交流(名刺交換・情報交換・商談)が行われました。

 なお、ご興味・ご関心のあるプレゼン社製品内容等については、プレゼン概要(PDF)に先方の連絡先と担当者名が記載されていますので、この機会にぜひ直接お問い合わせくださいますようお願いします。(事務局 戸島・若生)

実施日時:平成28年9月6日(火)14:00~18:00
実施会場:トスラブ山王会議室
参 加 者:36社51名

特別講演「ミラクル・リナックス 松江ラボ開設の経緯と課題 ~海外拠点との違いやラボでの働き方をご紹介~」

 青山 雄一 氏(ミラクル・リナックス株式会社  マーケティング本部 本部長)による特別講演では、中国に関連会社を設立し、その後ベトナムに開発センターを移転、今回2015年10月に新たに島根に開発サポート拠点を開設した理由として、Rubyを中心としたOSSの研究開発が盛んなこと、地震等の低自然災害によるDR(Disaster Recovery)候補地として、また、様々な企業誘致助成制度や支援・協力体制があったことなどをあげていました。

 海外拠点の開設経験はこれまでありましたが、日本に拠点を設けるのは初めてとのことで、就労規則の見直し等にも着手したとのことでした。ただ、海外拠点と異なり、言語、品質意識のギャップがないことや、特殊デバイス配送における通関の影響がないことなどのメリットもあげられていました。

 松江ラボは、現在3名程度で開発・サポートを中心に行っているとのことでしたが、2020年までに15名規模まで拡大し、地元雇用に貢献するとともに、日本初のオープンソースHatoholの開発拠点としたいとのことでした。

プレゼンテーション(企業4社/プレゼンテーション順)

希望提携:技術提携、販売提携
製品分類:中小規模(人口10万人程度)の自治体向けCMS
製品名:スサノオ神話(CMS)
テーマ:中小規模の自治体から求められる要望に対応したCMSのご紹介

 「スサノオ神話」は、官公庁のWEBサイトに求められる機能を中心としたCMSです。WEBサイト制作が得意な企業を対象に、次のサービスを提供します。(1)CMSをSaaS(クラウド)で提供。(2)システム利用方法、WEBアクセシビリティー対応など、WEB サイト制作に関する技術的なサポート。今回は「スサノオ神話」に関する技術提携、販売提携先を募集します。

希望提携:販売提携、資本提携、技術提携
製品分類:クラウドベースの会計ソフト、給与ソフト、営業支援ソフト
製品名:「円簿会計」「円簿給与」「円簿営業支援」
テーマ:いつでも、どこでも、だれでも無償で使える業務ソフト「円簿会計」「円簿給与」「円簿営業支援」のご紹介

 導入コストが壁になって進まない小規模企業の情報武装を大きく進める無料の業務ソフトです。OEM提供や貴社受託開発業務内に当社業務ソフトをパーツとして組込む、当社への出資、資金提供、新たなソリューションの共同開発など、本件に関する販売提携、資本提携、技術提携先を募集します。

希望提携:販売提携、技術提携
製品分類:イベント運営プラットフォーム
製品名:KOTO2(コトコト)
テーマ:イベント運営プラットフォーム「KOTO2」のご紹介

 KOTO2(コトコト)サービスは、イベントの概要の告知から、詳細な申込の情報提供、WEB申込みの管理、イベント実施前の名簿作成、振込情報の管理、当日受付、イベント終了後の報告記事の掲載などを支援するツールです。イベントに関わる処理をWEBから簡単に実施できますので、運営コストを大幅に削減できます。また、概要告知から終了報告までの間に様々なイベント情報の変更・追加も可能です。今回は、KOTO2の販売代理店、連携してお客様への新たな付加価値創造を提案する協業パートナーを募集します。

希望提携:販売提携、その他提携
製品分類:ソフトウェアコンポーネント、パッケージアプリケーション
(B2B向け手書き文字入力、文字認識、署名認証ソリューション)
製品名:手書ソリューション
テーマ:手書ソリューションのご紹介

 「手書ソリューション」は、金融機関で多く採用されている、電子サイン用ソフトウェアコンポーネントです。今回は、パッケージ・ソリューションやエンドユーザー向けにソフトウェアコンポーネントを組込み提案・販売していただける企業、エンドユーザー向けにライセンス販売代行していただける企業を募集します。

名刺交換・交流会

特別講演および4社のプレゼンテーション終了後、プレゼンテーション企業と聴講企業との名刺交換、交流会が行われました。

しまねソフト研究開発センターの
佐川副センター長より乾杯ご発声
会場内の様子1
会場内の様子2
アライアンスビジネス交流会メンバー
谷畑氏による中締め

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