げっ歯類レベル汎用人工知能を目指して

2017年5月18日

人工知能(AI)技術研究会では、人工知能に関する技術や最新動向について調査研究を行い、広く情報配信を行っております。今回は、全脳アーキテクチャー若手の会の代表で、ドワンゴ社で研究員を務めながら、大学院でも研究を行う大澤正彦氏を招聘いたしました。会での取り組みやAI技術の研究について最新動向を解説していただくセミナーを企画しました。
是非とも、皆様にご参加いただきたくご案内申し上げます。ご興味のある方をお誘い合わせの上、お申し込み下さい。

概要

日時 平成29年6月16日(金) 15:00~16:30(受付14:30~)
会場 CSAJ会議室
〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-6 赤坂グレースビル3F(TEL:03-3560-8440)
対象 CSAJ会員企業、会員外企業
参加費 CSAJ会員企業:無料、会員外企業:@2,000円
定員 50名(定員になり次第、締め切ります)

プログラム

15:00~15:05 開会挨拶(5分)
15:05~16:30
(85分)

『げっ歯類レベル汎用人工知能を目指して』

講師:大澤正彦氏(慶應義塾大学大学院理工学研究科 後期博士課程在学.
         日本学術振興会特別研究員(DC1).)
概要:現在世界中でヒトレベルの汎用人工知能を実現しようとする動きが活発化している。ヒトレベルの知能実現へのロードマップは様々であるが、生物の進化になぞらえた研究開発は有望視されるアプローチの1つである。講演者は特にマウスやラットに代表されるげっ歯類と呼ばれる生物の知能を再現することが直近の課題であると考えており、現在研究開発をすすめている。
 講演では「生物を内側から理解する神経科学的視点」「生物を外側から観察して理解する認知科学的視点」「生物を実際に作ろうとして構成論的に理解する人工知能的視点」を組み合わせて議論を展開していく予定である。

※プログラムは、進行状況により変更される場合がございますのであらかじめご了承ください。

講師略歴

大澤正彦氏

1993年生,2015年 慶應義塾大学理工学部情報工学科 卒業.2016年 ドワンゴ人工知能研究所 特任研究員,2017年 慶應義塾大学大学院理工学研究科前期博士課程 修了. 2014年に全脳アーキテクチャ若手の会を創立,2017年5月まで代表を務める.2014年 IEEE Computational Intelligence Society Japan Chapter Young Researcher Award,2015年 慶應義塾大学表彰学生, 同年 International Symposium on Advanced Intelligent Systems Best Presentation Award 2016年, 人工知能学会30周年記念事業奨励賞 受賞.

お問い合わせ

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 鈴木 お問い合わせフォーム
TEL:03-3560-8440

本セミナーは終了しました

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