レポート:印刷会社からの革新「TOPPAN」における農業&流通ICT活用例

2024年2月26日

主催:農業ICT研究会

 これまで印刷業界をけん引してきた2大企業の一つ、「凸版印刷」が社名変更を発表、120年の歴史を持つ「印刷」の文字をなくし、「TOPPANホールディングス」にその名を変えました。

 コロナ禍で「紙」文化からの脱却が一気に進みましたが、同社の近年の事業をみると、もはや印刷業だけでなく、IT・半導体・バイオなど、様々な領域に手を広げ、「DX」に向けた取り組みを行っていました。
 今回はその中の一つの事業、スマート農業と農産物流通の事例として、異業種における農業参入経緯やこれまでの取り組みについて、ご講演いただきました。
 永野様からは、新規事業開発で農業を取り入れた経緯、そして農業と流通が抱える課題から、サプライチェーンの再構築の必要性を感じ、農業発展のための様々な実証・研究開発の事例をご紹介いただきました。

 ご参加いただいた方からは、農業×ICTの視点で様々な方向を模索し、現場に寄り添った概要の事例が大変充実していた、など参考となったとの感想をいただきました。

概要

日時 2024年02月21日(水) 15:00~16:00
会場 zzomウェビナー(オンライン)
参加 26社37名

プログラム

時間 内容
15:00~15:03 事前連絡・開催挨拶
15:03~16:00

スマート農業&農産物流通へのICT活用事例
講師:永野 武史 氏
(TOPPAN株式会社 情報コミュニケーション事業本部 ソーシャルイノベーションセンター 担当課長)

農業および農産物流通におけるICT活用事例について、そのアプローチ(有識者連携、農林水産省実証事業への参画)や現場課題についてお話いただくとともに、それらの実証を通じたビジネス展開についてもご紹介いただいた。

講師略歴

永野 武史(ながの たけし)氏
(TOPPAN株式会社)
同社にて新事業開発の一環として農業・農産物流通への新たなサービスモデルの検討に従事。これまで、複数の農林水産省 実証事業に研究員等として参画し、ICTの活用や農業DXの新たなモデルを推進。
中村主査による開会挨拶
永野様による講演の様子

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