日本システム開発株式会社

谷川 智久 氏
谷川 智久 氏

日本システム開発株式会社
ソリューション本部本部長 取締役
谷川 智久 氏

 

小倉 健一 氏
小倉 健一 氏

日本システム開発株式会社
ソリューション本部ビジネスシステム部 部長
小倉 健一 氏

 

※平成16年度活動報告書より抜粋

提携メリットとともに、情報収集の場としても積極的に活用

ユーザーの要求が多岐に渡るとともに、問題解決までのスピードが求められる現在のビジネス環境のなかでは、すべてのものを1社で提供するには、すでに限界が生じているといえます。
先進技術を持った企業や、製品、ノウハウを持ったあらゆる企業との提携は、システムインテグレータが生き残る上でも重要な戦略のひとつとなっています。
当社が、アライアンスビジネス委員会に参加しているのは、こうした環境変化に柔軟に対応すること、そして、最新の情報を得るためには不可欠な場であると捉えているからです。
なかには、事前にJPSA会員会社に配布されるプレゼンテーション企業のテーマを見た限りでは、当社のビジネスには直接関係がないと思うものもありますが、参加してみますと、思いもかけないような情報が収集でき、次のビジネスへと生かすことができた例もありました。また、業界内での人脈が広がり、後々のビジネスでこれが生きるという可能性もあります。
実際、ある案件に関しては、当社だけでは解決できずに、アライアンスビジネス委員会で知り合った企業との連携によって、対応を図ったという実績もあります。
最近では、セキュリティに関する技術や製品のプレゼンテーションが多く、当社にとって、興味深い内容が増えていることも、委員会に毎回欠かさず出席している理由のひとつです。
具体的な提携に及ばなくても、情報収集や人脈を広げるという点での期待もあり、どんなメリットを得られるかが、毎回楽しみでもあります。
また、プレゼンテーションを行う企業が、JPSAの会員企業であることから、信用面で一定の安心感があるという点も、プレゼンテーション後に、前向きに提携を検討できる要素のひとつだといえます。
当社では、委員会への出席後は、社内で情報を共有しています。社内の掲示板に、プレゼンテーション企業の紹介やどんな技術を持っているのか、といった情報を翌日にアップし、必要があれば問い合わせをしてきてほしいと呼びかけています。定期的に情報が掲載されるものですから、社内においても、アライアンスビジネス委員会に対する認知が徐々に高まり、他の拠点に出向いた時には、委員会の話をきっかけに声をかけられることもあります。
アライアンスビジネス委員会のメリットは計りしれないと考えています。ビジネスを拡大させるきっかけの場として、これからも積極的に活用していこうと考えています。

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