【ONLINE】持続可能な水産業
~ITによる「海の見える化」で、海の豊かさを守る~

2022年1月11日

スマート水産業研究会 主催

スマート水産業研究会では、水産物の水揚げデータ、漁獲海域情報、衛星による環境観測情報、魚群情報、港湾漁港情報・運送・密漁(IUU)など、サプライチェーン全体で様々なデジタルデータを活用した社会実装と協会員のビジネスチャンスの可能性を研究しています。

昨年秋に発生し、今なお続いている北海道の赤潮による被害総額は80億円を上回り、われわれの食卓にも甚大な影響を与えています。このように近年、地球温暖化による気候変動をはじめとする様々な環境・生態変化や、労働人口の高齢化・後継者不足による減少などに対応すべく、従来の水産業の在り方を見直す必要性が出てきています。

そこで今回は、ITで水産資源を可視化し、漁獲量を回復させるなど、先進的な取り組みを行っている公立はこだて未来大学の和田 雅昭氏を講師にお招きし、「持続可能な水産業」をテーマに講演いただく運びとなりました。

オンラインセミナーですので、場所を問わず聴講可能です。水産業に関する新規ビジネスをご検討中の方、また6次産業分野にご興味のある方は是非お誘いあわせの上、ご参加ください。

セミナー概要

日時 2022年2月4日(金) 13:30~15:00
会場 オンライン開催(Zoomウェビナー)
(※参加登録用URLは開催前日までにお申込みいただいた方にお送りします)
対象 SAJ会員限定/水産業・一次産業、IoT、データ活用等に興味のある方、新ビジネスを企画検討中の方など
受講料 無料
定員 50名(1社から複数名参加可能です)
申込締切 2022年2月3日(木)(但し、定員になり次第、締め切ります)

プログラム

13:30~13:33
受講留意点について/ご挨拶 主査:田中 啓一(日本事務器株式会社 代表取締役社長)
13:33~15:00

持続可能な水産業

講師:和田 雅昭 氏(公立はこだて未来大学 教授)

講演概要:
世界の関心がカーボンニュートラルに向かうなかで、10年を待たずして魚介藻類をはじめとする食卓に並ぶ食材が、どのように生産されたのか、どのように流通してきたのか、そして、それらの過程においてどの程度の環境負荷を与えたのか、といった視点を消費者は持つようになると考えらえます。スマート水産業の推進によるムダの削減は、SDGsの達成や脱炭素社会の実現につながる取り組みでもあります。この講演では、水産業での生産と流通におけるムダの削減について、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

※プログラム・内容は進行状況により変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。

講師経歴

和田 雅昭(わだ まさあき)氏
公立はこだて未来大学 教授
博士(水産科学)
1993年、北海道大学水産学部を卒業後、機械化による沿岸漁業の支援に従事するため、株式会社東和電機製作所に入社。2005年、情報化による沿岸漁業の支援に従事するため、公立はこだて未来大学に着任。以降、マリンIT・ラボ所長として、北海道留萌市におけるマナマコの資源管理など、全国の研究者、漁業者とともに持続可能な水産業に取り組んでいる。また、総務省地域情報化アドバイザー、水産庁スマート水産業研究会連携基盤ワーキングチーム長として、スマート水産業を推進している。

お問い合わせ

一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)
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