レポート:コロナ禍に於ける雇用問題の実務と対応

2021年7月1日

法務・知財委員会 主催

法務・知財委員会では、今年度は、コロナ禍で変容するビジネスや業務について、様々な問題への対策をタイムリーに提供しています。

今回は、コロナ禍における雇用問題をテーマに、当該分野を専門とする木下潮音先生を講師としてお招きし、労務管理、規則の変更、整理解雇、感染に対する対策、ワクチン接種などについて、ご自身に寄せられた具体的な相談事例なども交えて、わかりやすく解説いただきました。

 また、最近の法務知財の旬な話題としては、「フリーランスの雇用」について、ブレークモア法律事務所の辻井敦先生と山口峻先生にご説明いただきました。

開催概要

日  時 2021年 6月22日(火)15:00~17:00
会  場 オンライン(ZOOMウェビナー)
対  象 CSAJ会員限定
参  加 28社32名

プログラム

15:00~16:30
(90分)

コロナ禍に於ける雇用問題の実務と対応

講師:木下 潮音 氏(第一芙蓉法律事務所

概要:新型コロナウイルス感染症は、グローバルな人の交流を途絶えさせ、サプライチェーンを分断し、消費を停滞させるなど経済に深刻な影響を与えています。ワクチンの普及によって通常の社会生活を取り戻しつつある国もありますが、我が国はまだ進んでいません。一方で、コロナ禍により社会のDX化が進展し、テレワークなど新しい働き方やそれに関連するIT産業の活況という影響もみられています。コロナ禍により、さらに格差社会が広がったともいわれています。
このようなコロナ禍による雇用問題としての以下のような雇用問題について、幅広く解説いただきました。
緊急事態宣言など休業要請等のための勤務体制の変更、テレワークの労働時間管理、休業、一時帰休、希望退職募集、雇止め、整理解雇、感染に関する労働災害、安全配慮義務、ハラスメント、その他

16:30~17:00
(30分)

最近の法務知財の旬な話題について(フリーランスの雇用など)

講師:辻井 敦 氏、山口 峻 氏(いずれもブレークモア法律事務所 弁護士)

講師略歴

木下 潮音(きのした しおね)氏(第一芙蓉法律事務所 弁護士)

東京都出身。弁護士。早稲田大学法学部卒業。1985年弁護士登録。1992年イリノイ大学カレッジオブロー卒業、LLM取得。
2004年4月 第一東京弁護士会副会長就任(2005年3月退任)、2010年4月 東京大学法科大学院客員教授就任(2013年3月退任)、2013年4月 東京工業大学副学長就任、現在に至る。
現在、過労死等防止対策推進協議会委員、経営法曹会議常任幹事、日本労働法学会理事、第一東京弁護士会労働法制委員会副委員長。

杉本委員長による開会挨拶
木下先生ご講演の様子
オンサイト登壇する辻井先生・山口先生
Q&Aの様子

資料DL・アーカイブ(会員限定)

本セミナーはアーカイブ配信(会員限定)にアップしています。資料もアーカイブ配信ページよりダウンロードいただけますので、当日聴講できなかったなど、ご参考としてください。

お問い合わせ

一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)
事務局 戸島、若生 e-mail:gyoumu1@saj.or.jp

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