「AI の導⼊について」〜AI でできることできないこと、AI ⼈材育成について~終了報告

2019年11月21日

人工知能(AI)技術研究会
次世代AI人材育成訓練プログラム検討委員会共催

 人工知能(AI)技術研究会と、CSAJの厚生労働省受託事業の次世代AI人材育成訓練プログラム検討委員会において、共催によるAIセミナーを開催いたしました。
 今回は、現役数学者でありAIエンジニアのShannon Lab 株式会社代表取締役⽥中潤⽒をお招きし、AIの導入・活用について、企業や団体で必要となる人材像を含めてご解説いただきました。
 講演中に来場者からの質問を受け付け、それに対して関連する資料を表示してご回答いただくというスタイルで進めつつ、AI先進国である米国・中国には、対抗するのではなく別軸で勝負することを考える、AIの導入や実装は個人ではなくチームで行う、優秀な外国人材を活用することも有効、といったお話をいただきました。終了時間を過ぎても続く質問にご丁寧に回答いただき、盛況のうちに終了しました。(参加:47社56名)

プログラム

日時 2019年11⽉6⽇(⽔)16:00〜18:00
会場 TKP ⾚坂駅カンファレンスセンター ホール13C
〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目14-27 国際新赤坂ビル 東館 
プログラム 挨拶:人工知能(AI)技術研究会 主査
   竹原 司氏(株式会社デザイン・クリエイション 最高顧問)

講演:『AI の導⼊について〜AI でできることできないこと、AI ⼈材育成について~』

  • 講師:⽥中 潤(たなか じゅん)氏 Shannon Lab 株式会社 代表取締役
  • 講演概要:
     AI で出来ること、そこからの社内外への導⼊と、その中でAI を活⽤するためにはどういった⼈材が必要なのか、⼜、どのように育成していけばよいのか、企業としてどう変化すべきか等。
     1.第三次ブームと⾔われているAI の現状
     2.AI 導⼊で個々の企業や公共団体等は何を目指すのか
     3.AI 導⼊を失敗しないための留意点
     4.AI ⼈材の育成
     5.2045 年のシンギュラリティに向けて今何を着⼿していくか
     6.近未来のAI 社会の姿
  • 講師紹介:
     数学の実数解析の一分野である測度論や経路積分を研究。2011年、カリフォルニア大学リバーサイド校博士課程に在学中「SHANNONLAB」を立ち上げるために帰国。Pythonを愛用し、人工知能の対話エンジン、音声認識エンジンを開発。昨今の人工知能熱の高まりを受け、数学者・コンサルタント双方の視点からアドバイスを行うことで企業のAI導入を手がけている。

挨拶:次世代AI人材育成訓練プログラム検討委員会 委員長
   松居 辰則氏(早稲田大学人間科学学術院人間情報科学科 教授)

お問い合わせ

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 中野、若生、功刀 お問い合わせフォーム
TEL:03-3560-8440

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