人工知能が変える仕事の未来

2017年4月14日

人工知能(AI)技術研究会では、人工知能に関する技術や最新動向について調査研究を行い、広く情報配信を行っております。今回は、メタデータ株式会社の代表取締役野村直之氏を招聘しました。野村氏は人工知能に関する書籍発行のみならず、各種メディアでの記事執筆や学会等の講演を多数行う識者です。AI技術の進展が人間社会にどのような影響を及ぼすのかについて解説していただくセミナーを企画しました

是非とも、皆様に企画にご参加いただきたくご案内申し上げます。ご興味のある方をお誘い合わせの上、お申し込み下さい。

概要

日時 平成29年5月18日(木) 15:00~16:30(受付14:30~)
会場 CSAJ会議室
〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-6 赤坂グレースビル3F(TEL:03-3560-8440)
対象 CSAJ会員企業、会員外企業
参加費 CSAJ会員企業:無料、会員外企業:@2,000円
定員 50名(定員になり次第、締め切ります)

プログラム

15:00~15:05 開会挨拶(5分)
15:05~16:30
(85分)

『人工知能が変える仕事の未来』

 ”人工知能が人間の能力を越えるか”との問いは無意味です。道具は専門能力で生まれながらにヒトを超えていなければ存在意義ゼロですから。今のAI=実用的な道具をコスパ良く作るには、目標精度を業務プロセス、ビジネスモデルから算出する必要があります。こうして、ROIを上げることを主眼に、正解データ作り、そのためのデータのモデリングに大半のコストがかかることを示します

 仕事の未来については、例えば「2030年雇用大崩壊」とは本当でしょうか?欧米に比べて40~60%と、著しく低い日本のホワイトカラーの生産性をふまえ、少子高齢化に伴う職人芸継承の困難ともども、生産性向上が急務であり、その必要条件が広範な業種、業務への人工知能導入です。目一杯AI導入を頑張って創造的仕事を増やしてもまだ人手不足が続くでしょう。20年前のソフト、アプリ横断マクロのRPAがなぜ今ブレイクしたかも最近判明。業務フロー全体を、データ中心に見直し、再設計する視点が、AI導入の前提でありデータ構造化の支援や問題解決に地道にパターンマッチや数理最適化アルゴリズム選んで使う、人間が考える時代が当分続きます。

※プログラムは、進行状況により変更される場合がございますのであらかじめご了承ください。

講師略歴

野村直之氏

メタデータ株式会社代表取締役社長、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科兼担教員
1962年生まれ。1984年、東京大学工学部卒業、2002年、理学博士。NEC C&C研究所、ジャストシステム、法政大学、リコー勤務をへて、法政大学大学院客員教授。2005年、メタデータ(株)を創業。ソーシャル活用、各種人工知能応用ソリューションを提供。MIT AI LAbでは、「人工知能の父」マービン・ミンスキーと一時期同室。ノーム・チョムスキーとも議論。ディープラーニングを支えるImageNetの基礎となったWordNetの活用研究に携わり、ICOTからスピン・オフした知識ベース開発にも参加。著作:WordNet, MIT Press, 1998. (共著) 他多数

書籍「人工知能が変える仕事の未来」
紙書籍:https://goo.gl/9N7cJE
ブログ:http://japan.cnet.com/blog/nomura/
索 引:http://www.metadata.co.jp/the_book_index

お問い合わせ

一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 鈴木 お問い合わせフォーム
TEL:03-3560-8440

本セミナーは終了しました

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