品質管理/製品開発部門対象
ソフトウェア品質セミナー
注目されるIoT時代の「利用時の品質」
2016年12月8日
近年、IoT(Internetof Things)への取組みが各国で進んでいます。しかし、今までつながっていなかったモノ、つながることを想定していないモノがつながることで安全安心に関するリスクも増大することが予想されます。また、自動車や家電は専門的な知識がない消費者が利用するモノであり、リスクを認識しないで様々なモノをつなげたり、開発者が想定しない使い方をしたりする可能性があります。利用者の環境において想定外の問題が発生した場合、特に安全に関するトラブルは取り返しがつかない被害を与えることも懸念されます。本講演では、つながる世界の利用時の品質について、利用環境や実利用の状況調査・分析のあり方、既存の利用時の品質の知見や失敗事例を活かした新製品開発のポイントなどを概説します。
尚、本講演の内容はIPA/SECおよびNPO法人人間中心設計推進機構(HCD-Net)が共同で「利用時品質検討ワーキンググループ(WG)」を設置し、平成28年9月に開始した、つながる世界の利用時の品質についての検討成果を基としています。
是非、製品開発、および品質管理に携わる皆様にご参加賜りたく、ここにご案内申し上げます。
セミナー詳細
日時 | 平成28年12月21日(水) 15:00~17:00 (受付開始14:30) |
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会場 |
3階会議室(TEL:03-3560-8440) |
対象 | CSAJ会員/非会員 |
参加費 | 無料 |
定員 | 30名 (但し、定員になり次第、締め切ります) |
申込方法 | 本ページ下部の「お申込」ボタンにてお申し込みください。 |
お問合せ | 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ) PSQ認証室 E-mail:psq_info@csaj.jp TEL:03-3560-8452 |
プログラム
15:00~15:30 (30分) |
『つながる世界に考慮すべき利用時の品質に対するIPA/SECの取組み』 概要: |
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15:30~16:30 (60分) |
『利用時の品質に関する概要』 概要 |
16:30~17:00 (30分) |
質疑応答 |
※プログラムは、進行状況により変更される場合がございますのであらかじめご了承ください。
利用時の品質とは
ソフトウェアの品質を利用者(ユーザー)の視点から考慮するための指標(特性)のひとつ。UX(ユーザーエクスペリエンス)、UIデザインなど利用者を意識した設計思想などのテストフェーズが具体的な方法の例に挙げられる。ISO/IEC25010:2011(JISX20510:2013)で規定されており、ISO/IEC25022:2016として測定方法について定義されている。
お問い合わせ
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
事務局 PSQ認証室 TEL:03-3560-8452