「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」第四次報告書の公表

2016年2月3日

省庁・団体名

総務省

概要

総務省では、円滑なIPv6(注1)対応に向けた促進方策を検討するため、平成21年2月27日より、「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」(座長:齊藤忠夫 東京大学名誉教授)を開催しています。
今般、同研究会において、IoT社会の構築に向けたIPv6対応の重要性等を踏まえ、第四次報告書~IoT時代を拓く新たな戦略~を取りまとめましたので公表します。
また、本取りまとめに当たって実施した意見募集の結果についても併せて公表します。

内容

1 経緯 

総務省では、円滑なIPv6対応に向けた促進方策を検討するため、平成21年2月27日より「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」を開催しています。
同研究会では、世界的なIPv4(注2)アドレスの枯渇に加え、IPv6対応が加速する国際動向及び、多種多様なデバイス等が接続されるIoT社会の構築に向けたIPv6対応の重要性を踏まえ、平成27年7月から議論を再開し、検討を行ってきました。
その結果、今般「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第四次報告書~IoT時代を拓く新たな戦略~」が取りまとめられましたので、公表します。
なお、同研究会では、第四次報告書(案)について、平成27年12月5日から平成28年1月8日までの間、意見募集を行ったところ、10件の意見提出がありましたので、その結果についても併せて公表いたします。

(注1) IPv6(Internet Protocol Version 6):IPv4の後継規格であり、IPアドレス数がほぼ無限(3.4×1038個)、IPv4に比べてセキュリティ機能の追加及び設定の簡素化等の特徴がある。

(注2) IPv4(Internet Protocol Version 4):現在のインターネットの主要な基本技術として利用されている通信方式。ネットワークに接続されるコンピュータ等を識別するための数字をIPアドレスと呼び、IPv4では約43億個のIPアドレスを割り当てることができる。

2 第四次報告書等の公表 

当該意見募集の結果を踏まえ、本研究会で取りまとめた資料は以下のとおりです。

  • IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第四次報告書(別紙1
  • IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第四次報告書 概要(別紙2

3 意見募集の結果 

提出された意見及びそれに対する考え方は以下のとおりです。IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第四次中間報告書(案)」に対する意見及びこれらに対する考え方(別紙3

※なお、総務省ホームページ(http://www.soumu.go.jp)の「報道資料」欄及び電子政府の総合窓口[e-Gov](http://www.e-gov.go.jp)の「パブリックコメント」欄に掲載するとともに、連絡先窓口において配布します。

関係報道資料

「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」の開催
(平成21年2月23日)

「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」報告書の公表
(平成21年6月23日)

「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」第二次報告書の公表及び「ISPのIPv4アドレス在庫枯渇対応に関する情報開示ガイドライン」(案)に対する意見募集
(平成22年3月12日)

「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会 第三次報告書」及び「環境クラウドサービスの構築・運用ガイドライン」の公表
(平成23年12月9日)

IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会「第三次報告書プログレスレポート」の公表
(平成24年7月31日)

IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会「第二次プログレスレポート」の公表
(平成25年7月26日)

「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」第四次報告書(案)に対する意見の募集
(平成27年12月4日)

※ 本研究会の配布資料、議事要旨については、次のURLを御参照ください。

連絡先

総合通信基盤局電気通信事業部
データ通信課
担当:金坂補佐、清瀬主査、尾形官
電話:(代表) 03-5253-5111 (内線) 5853
   (直通) 03-5253-5853
FAX: 03-5253-5855
E-mail: ipv6-promotion_@_ml.soumu.go.jp
(注 : 迷惑メール防止対策のため、_@_を@に置き換えてください。)

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