APEC域内の国境を越える個人情報の保護に認証が与えられるようになります
~我が国初のAPEC越境プライバシールールシステムの認証団体が認定されました~

2016年1月27日

省庁・団体名

経済産業省

概要

経済産業省は、APECより、「APEC越境プライバシールールシステム」における認証団体として、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が認定された旨の通知を受理しました。
この受理により、JIPDECがAPEC域内における企業等の国境を越えて移転する個人情報を、APECプライバシー原則に適合していると認証できるようになりました。

内容

1.経緯・制度の概要

APECでは、ビジネスのグローバル化に伴い、国境を越えて移転する個人情報を適切に保護するため、「越境プライバシールールシステム(CBPRシステム)」を構築しています。このシステムは、企業等が、自社の越境個人情報保護に関するルール、体制等に関して自己審査を行い、その内容についてあらかじめ認定された中立的な認証団体(アカウンタビリティ・エージェント: 民間団体又は政府機関)から審査を受け、認証を得るものです。
このシステムに、日本は2014年4月に参加が認められました。

2.認定の効果

この度、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が、CBPRシステムの認証を行う団体であるアカウンタビリティエージェントとして、我が国で初めてAPECから認定された団体になりました。
これにより、グローバルに活躍する企業等の越境個人情報保護の取組に、我が国としてAPECのCBPR認証を付与することができるようになります。

担当

商務情報政策局情報経済課
商務情報政策局国際室

公表日

平成28年1月25日(月)

発表資料

詳細

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