知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言

2020年5月1日

省庁・団体名

COVID対策支援事務局

内容

新型コロナウィルスによる死者の増加や産業の長期停滞による雇用の悪化や治安の悪化が懸念される中、この感染症の蔓延をくい止めるためには、業界の垣根を越えた治療薬、ワクチン、医療機器、感染防止製品等の開発および製造を、産官学が連携し従来の常識や固定観念にとらわれないスピードで進める必要があります。

もし特許権、意匠権、ソフトウエアプログラムの著作権その他の知的財産権が、これらの開発および製造の障害となるのであれば、権利者が保有する知的財産権の権利行使を行わない事を宣言することが、迅速かつ最善の開発および製造を可能とし、また倫理的にも必要であると考えます。

キャノンの知的財産法務本部、京都大学の医学研究科付属ゲノム医学センター、トヨタ自動車の知的財産部などが発起人となり、新型コロナウィルス感染症のまん延終結を目的とした行為に対しては、一切の対価や保証を求めることなく、保有する特許権・実用新案権・意匠権・著作権の権利行使を一定期間行わないことを宣言する活動を始めました。

「COVID対策支援宣言」
https://www.gckyoto.com/covid19

「COVID対策支援宣言」Q&Aページ
https://www.gckyoto.com/faq

お問い合わせ

COVID対策支援事務局  
606-8397 京都市左京区聖護院川原町53 南部総合研究1号館5階
      京都大学医学研究科付属ゲノム医学センター502号室
      ジェノコンシェルジュ京都株式会社 
      covid@kyoto.com
       

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