経済産業省/「2020TDM推進プロジェクト」への参加登録及び「大会時の遅延等を想定した所要時間・経路探索システム」の活用等について

2020年2月7日

省庁・団体名

経済産業省

内容

 平素より、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020大会」という。)の開催準備に向けた取組に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 大会期間中は、選手・観客などの移動に伴い、何も交通対策を行わないと、道路や公共交通機関の深刻な混雑が発生する恐れがあります。
 東京都、国、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会では、団体・企業の皆様に、東京2020大会時の交通の見通しなどの情報を提供させていただきながら、大会時の交通混雑緩和に向けた取組や2020アクションプランの作成をお願いしています。
 つきましては、下記についてご協力をお願いいたします。

1 「2020TDM推進プロジェクト」への参加登録のお願いについて

 東京2020大会時の道路交通における具体的な目標は以下のとおりです。

【TDM実施期間(道路交通)】2020年7月20日(月)~8月10日(月)、8月25日(火)~9月6日(日)

【一般交通】:都心部(重点取組地区)について、大会前の交通量の30%減※を目指す。東京圏の広域(圏央道の内側)について、大会前の交通量の10%減※を目指す。

【首都高速道路交通】:東京圏のオリンピック・ルート・ネットワーク、パラリンピック・ルート・ネットワークの基幹をなす首都高速道路にっいては、交通量を最大30%減※とすることで、休日並みの良好な交通状況を目指す。(TDM、料金施策による交通需要調整等により実現)

※混雑時以外への時間変更(注)や混雑箇所以外へのルート変更を含む

(注)6時~22時以外への時間変更を基本としますが、日時・経路によって混雑度が異なりますので、具体の運行・輸送計画策定の際は、大会輸送影響度マップ、所要時間・経路探索システム等をご参照の上、ご判断ください。

 この目標を達成するためには、発着荷主と物流事業者が連携し、サプライチェーン全体で交通量削減に向けた取組をしていただく必要があります。
 つきましては、積極的に「2020TDM推進プロジェクト」にご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。
 ご登録いただくと、以下の取組を無料でご利用になれます。

  • メールマガジンでの大会輸送等に関する情報のいち早い提供
  • 個別コンサルティングによる2020アクションプラン作成の支援
  • 「大会時の遅延等を想定した所要時間・経路探索システム」の提供など

2 「大会時の遅延等を想定した所要時間・経路探索システム」の活用について

 2020TDM推進プロジェクトのホームページでは、大会期間中において、TDMによる交通対策を何も行わなかった場合に道路や鉄道等に生じる影響をまとめた「大会輸送影響度マップ」を公表しています。

 これに加えて、東京都では、今般、出発地と到着地を指定することで、大会期間中に想定される所要時間の目安を検索できる「大会時の遅延等を想定した所要時間・経路探索システム」を開発しました。
 団体・企業の皆様には、東京2020大会時の交通混雑i緩和に向けた取組や2020アクションプランの作成等に本システムをご活用いただければ幸いです。

(本システムの利用には、「2020TDM推進プロジェクト」への登録が必要です)

3 会場周辺の交通対策について

 東京2020大会競技会場等の周辺の交通混雑を緩和するため、会場周辺の交通対策として、東京圏の各会場に、進入禁止エリア、通行禁止エリア、迂回エリア、専用レーン・優先レーンを設定します。企業の皆様におかれては、大会時の輸送ルート等の検討にあたり、ご留意いただけますようお願い申し上げます。

お問い合わせ

東京都オリンピック・パラリンピック準備局大会施設部輸送課関係者輸送担当
Email:S1050504@section.metro.tokyo.jp(※件名に2020TDMとご記載ください。)
TEL:03-6634-5326

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