IPA/Adobe Acrobat および Reader の脆弱性対策について(APSB19-55)(CVE-2019-16450等)

2019年12月16日

省庁・団体名

独立行政法人情報処理推進機構

内容

 アドビシステムズ社から Adobe Acrobat および Reader に関する脆弱性が公表(APSB19-55)されています。
 アドビシステムズ社からは、「過去に攻撃リスクが高いとされたことのある脆弱性」としてアナウンスがされているため、早急に修正プログラムを適用して下さい。

対象

  • Acrobat DC
     2019.021.20056 およびそれ以前のバージョン (macOS)
     2019.021.20056 およびそれ以前のバージョン (Windows)
  • Acrobat Reader DC
     2019.021.20056 およびそれ以前のバージョン (macOS)
     2019.021.20056 およびそれ以前のバージョン (Windows)
  • Acrobat (Classic 2017)
     2017.011.30155 およびそれ以前のバージョン (macOS)
     2017.011.30152 およびそれ以前のバージョン (Windows)
  • Acrobat Reader (Classic 2017)
     2017.011.30152 およびそれ以前のバージョン (macOS)
     2017.011.30152 およびそれ以前のバージョン (Windows)
  • Acrobat (Classic 2015)
     2015.006.30505 およびそれ以前のバージョン (macOS)
     2015.006.30505 およびそれ以前のバージョン (Windows)
  • Acrobat Reader (Classic 2015)
     2015.006.30505 およびそれ以前のバージョン (macOS)
     2015.006.30505 およびそれ以前のバージョン (Windows)

対策

脆弱性の解消 - 修正プログラムの適用

アドビシステムズ社から提供されている最新版に更新してください。

Adobe Reader のアップデート方法

または、次の URL から最新版をダウンロードすることができます。

Acrobat のアップデート方法

または、次の URL から最新版をダウンロードすることができます。

参考情報

Adobe Systems

Acrobat Reader Release Notes

CVE

MyJVNバージョンチェッカ

~ソフトウェアが最新であるか簡易な操作でチェックすることができます。~

サイバーセキュリティ注意喚起サービス「icat for JSON」

~Webコンテンツ内にHTMLタグを記載することで、IPAから発信する「重要なセキュリティ情報」をリアルタイムに自組織内のWebサイト上などに表示できます。脆弱性対策の促進にご活用ください。~

詳細・お問い合わせ

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