国際情報オリンピック参加生徒の成績について

2017年8月10日

省庁・団体名

文部科学省

概要

 文部科学省では、国立研究開発法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を実施しています。この度、イラン(テヘラン)で開催された「第29回国際情報オリンピック」に日本代表として出場した生徒4名が、金メダル3個、銀メダル1個を獲得し、参加した84か国・地域の中でトップの成績を収めたとの連絡を受けましたので、報告いたします。なお、金メダルを受賞した生徒のうち1名は、個人の得点でも世界1位となりました。
(共同発表:特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会)

内容

1.受賞状況

金メダル3名、銀メダル1名

2.参加者

4名の高校生

3.受賞者詳細 

川﨑(かわさき) 理玖(りく)さん 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 3年(17歳) 金メダル
河原井(かわはらい) 啓(さとる)さん 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 3年(18歳) 金メダル
髙谷(たかや) 悠太(ゆうた)さん 開成高等学校(東京都) 3年(18歳) 金メダル
坂部(さかべ) 圭哉(けいや)さん 海陽中等教育学校(愛知県) 6年(17歳) 銀メダル

(年齢は本大会終了日時点のもの)

※髙谷さん:2014年、2015年、2016年の国際情報オリンピックにて3年連続で金メダルを獲得。国際数学オリンピックでは2015年に銀メダル、2016年、2017年に金メダルを獲得。
※坂部さん:2016年、2017年の国際化学オリンピックにて2年連続で金メダルを獲得。2016年の国際地学オリンピック日本大会で金メダルを獲得。

4.参加国数/人数

84か国・地域 /308名

5.開催地/会期

イラン(テヘラン)/
平成29年7月28日(金曜日)~8月4日(木曜日)

6.派遣機関

特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会

参考資料

大会概要

・国際情報オリンピックは1989年にブルガリアにて第1回大会が開催された。
・2017年のイラン大会は、第29回目。
・日本は、1994年から3年間毎年2名の選手を派遣した後、9年間の中断を経て2006年から毎年4名の選手の派遣を再開。本年は15回目の参加。
・来年2018年の第30回国際情報オリンピックを日本で開催することが正式に決定。 茨城県つくば市に約80か国の選手を集めて開催。
・昨年のロシア大会には、80か国・地域から308名の選手が参加し、日本は金メダル2名、銀メダル2名の受賞であった。
・今年のイラン大会では、84か国・地域から308名の選手が参加し、日本は金メダル3名、銀メダル1名の受賞であった。

日本代表団(参加生徒)の日程

7月28日(金曜日) 羽田空港出発、イラン到着
7月29日(土曜日) 練習ラウンド 開会式
7月30日(日曜日) 競技第1日
7月31日(月曜日) エクスカーション
8月1日(火曜日) 競技第2日
8月2日(水曜日) エクスカーション
8月3日(木曜日) 表彰式、閉会式
8月4日(金曜日) イラン(テヘラン)出発、羽田到着

参加生徒

川﨑(かわさき) 理玖(りく)さん 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 3年(17歳) 金メダル
河原井(かわはらい) 啓(さとる)さん 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 3年(18歳) 金メダル
髙谷(たかや) 悠太(ゆうた)さん 開成高等学校(東京都) 3年(18歳) 金メダル
坂部(さかべ) 圭哉(けいや)さん 海陽中等教育学校(愛知県) 6年(17歳) 銀メダル

国際情報オリンピックにおける過去3年の日本代表の成績

2014年(第26回)台湾大会
    金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル1名
  (参加規模:81か国・地域、311名)
2015年(第27回)カザフスタン大会
    金メダル3名、銅メダル1名
    (参加規模:83か国・地域、322名)
2016年(第28回)ロシア大会
    金メダル2名、銀メダル2名
    (参加規模:80か国・地域、308名)

国際情報オリンピック(IOI=International Olympiad in Informatics) 

 国際情報オリンピックは、高校生以下の生徒を対象として、数理情報科学の問題解決能力をもつ生徒を見出し、その能力の育成を助け、また、各国の選手・教育者同士の国際交流を図ることを目的としている。1989年にブルガリアのプラベツで第1回が開催されて以来毎年開催されており、今年2017年のイラン大会は第29回である。
 大会の参加資格は「大会開催前年の9月から12月にかけて代表となる国の中等教育機関に在籍し、大会開催年の7月1日に20歳以下であること」とされている※。
   ※国内選抜大会である日本情報オリンピック(JOI)では、国際大会開催年の4月1日時点で20歳未満である高校生以下を日本代表の選考対象としている。
 参加できる選手は国・地域ごとに4名以下で、成績優秀者にメダルが与えられ、金メダルは参加者の約12分の1、銀メダルは約12分の2、銅メダルは約12分の3が受賞する。
 2017年イラン大会では、金26名 銀52名 銅 78名の受賞であった。
 国際情報オリンピックで出題される問題では、原則として、与えられた問題を解く、効率が良いアルゴリズムや質の良いアルゴリズムを考え出し (アルゴリズムの設計)、そのアルゴリズムに基づき正しく動作する解法プログラムを作成すること(アルゴリズムの実装)が求められる。使用できるプログラミング言語は C++ と PascalとJavaである。
 競技日は2日あり、選手は各競技日に5時間で3問を解く。問題は、実社会で直面する様々な課題を模したものとなっており、それを数理情報科学によって解決する数理的な問題解決能力(数学的な理解力、分析力、思考力、発想力など)が強く求められる。

☆第30回国際情報オリンピック(IOI2018)日本大会決定!
 2014年7月台北市で開催された第26回国際情報オリンピック台湾大会 (IOI2014) 中の国際情報オリンピック総会において、2018年に第30回国際情報オリンピック (IOI2018) を日本で開催することが発表された。茨城県つくば市に約80か国地域の選手たちが集まり、開催される。

日本情報オリンピック(JOI=Japanese Olympiad in Informatics) 

 1993年に財団法人数学オリンピック財団の協力のもとに国際情報オリンピック日本委員会が発足。同年に第1回日本情報オリンピックを開催し、1994年の第6回国際情報オリンピック・スウェーデン大会に2名の代表選手を派遣した。その後1996年までの3年間に延べ6名の選手を国際情報オリンピックへ派遣した。1997年から2005年は一時国際大会への選手派遣を見送ったが、2005年に特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会を設立し、2006年から国際大会への選手派遣を再開。2006年の第18回国際情報オリンピック・メキシコ大会より以後、毎年4名の代表選手を派遣している。2017年のイラン大会への代表選手を選抜する2016/2017の国内予選(第16回日本情報オリンピック)には、全国から1052名が参加。第一次・第二次選抜、および2017年3月に開催された日本代表選手選考となる春季トレーニング合宿を経て、今回の国際大会の代表4名を決定した。 

☆2018年国際情報オリンピック日本大会の代表選手を選抜する2017/2018年の国内予選(第17回日本情報オリンピック予選)は、12月10日(日)に実施、10月2日より参加申込を受け付ける。詳細は第17回日本情報オリンピックwebページ参照。

連絡先

文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課
広瀬、髙見、香浦
電話番号:03-6734-4191

特定非営利活動法人 情報オリンピック日本委員会 事務局
杉浦、橋本
電話番号:03-5272-9794
メールアドレス:info@ioi-jp.org

公表日

平成29年8月3日(水)

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