ニューヨークだより 2015年11月
「米国における防犯・治安とITに関する取り組みの現状」

2015年11月24日

省庁・団体名

JETRO/IPA NewYork

内容

今月(2015年11月13日)パリで同時多発テロが発生して多くの犠牲者がでた。まず、この場をお借りして、犠牲になられた方々に対し哀悼の意を表したい。またパリ以外でも最近テロが頻発し、日本でいつおきてもおかしくない状況であり、今後ますますテロや犯罪に対して警戒を高めていくことが必要である。これまで犯罪捜査・治安の取り締まりやテロ・犯罪の未然防止のために様々な技術が投入されてきたが、ITを活用することによる、より高度な防犯・治安の取り組みが進んできている。これまで監視カメラや犯罪データを使った取り組みは取り締まりのサポート的な役割として使われてきたが、近年では、ネットワーク化された数千台の監視カメラが地域を監視し、ビッグデータを使った分析が犯罪の発生する地域を事前に予測するなど、ITが防犯と治安の要になろうとしている。さらに、IoTの発達によりホームセキュリティもスマート化が進み、利便性が高く強固なセキュリティが実現している。今号では、高度なITを取り入れた犯罪対策を進める、米国の防犯・治安分野のIT化について紹介する。

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Koji Hachiyama (八山幸司)
JETRO New York (Representative office of IPA)
1221 Avenue of the Americas, 42nd Floor New York, NY 10020
TEL: 212-997-0401 / FAX:212-997-0464

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