ニューヨークだより 2015年4月
「米国における自動車IT に関する取り組みの現状」

2015年5月13日

省庁・団体名

JETRO/IPA NewYork

内容

様々なIT技術の発達により高度な情報化社会となった現代の社会では、インターネットは人々の生活に不可欠な公共インフラへとしての役割を果たすようになった。初期のインターネットは電子メールやウェブサイトの閲覧が中心だったが、ブロードバンドの発達により、リアルタイムでのコミュニケーション、様々な動画コンテンツの視聴、巨大なデータのやり取りなど、インターネットにしかできない役割を持つようになってきた。

特に、スマートテレビやモバイルデバイスの登場により、インターネットの活用はパソコン以外の場所へと飛び出している。一方で、インターネットの通信トラフィックは加速度的に増えてきており、多くのコンテンツが流通する米国では、インターネット上でビジネスを有利に進めようとする企業を中心にインターネット回線の優先的な接続を確保しようとする動きが出てきている。これに対し、人々の生活に深く浸透したインターネットを公平に扱うことのできる公共のインフラとして守ろうとする動きも出てきており、ビジネスと公共性の間でどのようにインターネットの中立性を確保するかという議論が高まってきている。今号では、インターネットをどのように扱うかについて、米国の政府、民間等の間で議論が高まっているインターネットの中立性をめぐる動向について紹介する。

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Koji Hachiyama (八山幸司)
JETRO New York (Representative office of IPA)
1221 Avenue of the Americas, 42nd Floor New York, NY 10020
TEL: 212-997-0401 / FAX:212-997-0464

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