CSAJ/山梨ICT共催「心と身体の健康づくり」体験イベント実施レポート

2018年9月12日

平成30年9月7日(金)~8日(土)、CSAJ健康経営推進研究会/働き方改革研究会/農業ICT研究会と、NPO法人山梨ICT・コンタクト支援センターの共催による「心と身体の健康づくり」体験イベントが開催され、計13名が参加しました。

本イベントは、地方のシェアオフィスを活用する「働き方改革」、農作業体験による会員企業の「心と身体の健康づくり対策」、さらにICT技術を活用した果樹栽培の現状視察を盛り込んだ複合イベントとして、参加者は内容の濃い2日間を過ごされました。

開催概要

名 称 「心と身体の健康づくり」体験イベント
日 程 平成30年9月7日(金)~8日(土)
共 催 CSAJ 健康経営推進研究会/働き方改革研究会/農業ICT研究会
特定非営利活動法人山梨ICT&コンタクト支援センター(理事長:金成葉子)
場 所 山梨県甲州市、北杜市白州町周辺(最寄り駅:JR中央本線塩山駅、小淵沢駅)
参加人数 13名 (事務局含む)

9月7日(金)

山梨県甲州市役所勝沼支所を訪問し、山梨県総合政策部地域創生・人口対策課 総括課長補佐の植村氏より、
県の人口動向と関連する各種取り組みについてお話を伺った後、甲州市役所政策秘書課 地域創生推進室が
運営するシェアオフィス/コワーキングスペースについてご説明を伺い、視察を実施しました。
全国的な問題である人口減少、人口ピラミッドの変化に対して、山梨県では平成27年12月に「山梨県まち・
ひと・しごと創生総合戦略」を策定、住みやすく働きやすい環境づくりを目指した活動が紹介されました。
また、「シェアオフィス甲州」は甲州市役所勝沼支所の敷地内に建つ2階建ての施設で、1階が「お試しサテ
ライトオフィス」、2階がコワーキングスペースとして利用者を募集しています。

東京から約1.5時間という立地における「二地域居住」を視野に、働き方改革を進める企業の誘致を進めています。

山梨県総合政策部
地域創生・人口対策課
総括課長補佐 植村氏
甲州市役所政策秘書課 地域創生推進室
副主幹 坂本氏
甲州シェアオフィスのコワーキングスペース

次に向かったのが「奥野田ワイナリー(奥野田葡萄酒醸造株式会社)」のぶどう畑です。
こちらでは、10分に一回、ぶどう畑の温度、湿度、照度をサーバーに送信し、詳細な管理が可能となって
おり、このシステムによって殺菌剤の散布を最低限まで抑制するとともに、葉の周りの風量や地中の電位も
測定し、ワインづくりに最適な環境を維持しています。

奥野田ワイナリー 中村社長 ブドウ畑に設置されたセンサー 健康に育つぶどう

9月8日(土)

2日目は、午前中に研修施設内で農業ICT、および健康経営に関するセミナーを受講しました。

植物工場における植物のためのセンシング
講師 株式会社セネコム 
代表取締役 斎藤和興氏
自然・農業と健康経営の関わり
講師 株式会社シーシーダブル
企画本部長 清水通則氏
ぐーももファームについて
NPO法人山梨ICT・コンタクト支援センター
山梨事業所副所長 井戸隆一氏

午後は、農業体験のできる「ぐーももファーム」に移動し、全員で実際に土に触りました。ハーブ畑の草むしり
や白菜の苗の植え付け、そして台風で倒れたミニトマトのビニールシートの復旧と、短い時間ではありましたが、
参加者の皆さんは集中して、かつ楽しく体験をされていました。

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